79年9月のバーンスタイン+ウィーン・フィルのライヴ録音。このコンビによるこの時期のベートーヴェン交響曲全集は80年度レコード・アカデミー大賞に輝いたが、この第9が貢献したことは間違いないだろう。
第9は、ベートーヴェン作曲当時の誰も考えつかなかった様々なアイデア(その最大のものが第4楽章への人間の声の導入)を盛り込んだ破天荒な交響曲で、一歩間違えば狂騒曲になってしまうが、バーンスタインは第9の構造をよく掴んでウィーン・フィルをコントロールし、均斉のとれた演奏に終始する一方、その中で感情を最大限に爆発させている。楽器も人もよく歌っており、間違いなく第9演奏史に特記される名盤だ。
私がベートーヴェンの交響曲のレコードを集め始めた時にこの名盤に出会ったせいもあるだろうが、私にとって第9の規範となる演奏で、30年以上の時間が経過してもその評価に揺らぎはない。
その名盤を廉価で入手できるのだから、このエディションは大変お得。音質良好。歌詞対訳付。
「花は咲く」の合唱版として活用できることが素晴らしいと思った。
「モーン」と言いながらカーズ観てます。寝る時も一緒(^^)
そのうち飽きるんでしょうがいい仕事してくれてます!
好きな曲や知っている曲がてんこ盛り、のわりにはお値段が安いので とっても得した気分です。 オーストリアへ旅行した時は iPod に入れて持ち歩き、フライト中に 聞いて気分を盛り上げていました。何度聞いてもいいですよ。
さすが逸品館のお勧めです。低音の締まりと押し出し、高音の艶、音像の実態感など申し分ありません。メーカーが提唱するように、スピーカーネットを装着すると、スピーカーが目の前から消えてなくなります。でも、ちょっぴり音の実態感が減少したので、やっぱりネットは取り外して、スピーカーをきちっとセットして聴いております。今まで持っていたスピーカーから出る音は、まるでラジカセのように聞こえてしまって、残念ながらこのスピーカーから元のスピーカーたちには戻れなくなってしまいました。
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