すごく面白かったです(^^) これだけ1冊の中でいろんなジャンルの漫画が 読めるって、ほんとすごいとおもいました! 1/3は全てカラーになっていますが、1コマ1コマ 引き込まれました 個人的には表題にもなっている「ずっと先の話」 が一番好きです うーん でも どれも比べられないんですけどね(^-^) おすすめです。是非読んでみて下さい 深いテーマにひきこまれますよ
近頃の漫画家で、実験的手法の漫画を描かせたら、
この望月峯太郎はピカイチじゃないだろうか。
ある種表情に乏しく、デザイン的な絵柄が特徴なのだが、
そうした無表情なキャラクターたちがひとたび動き始めると、
何か作者の大きな手のひらの上で演じられる人形劇を
ひざを抱えて見ているような気分になる。
そしてその人形劇を夢中になって見ているうちに、実は
背後で大きな何かが顔を覗かせているような、作者の仕掛けた罠にすでに
嵌っているような…
そんな奇妙な不安感と期待感を抱いてしまう。
今作でもその特徴は遺憾なく発揮されている。脳に障害を持ち、まだ
言えない何かを抱えた主人公たちと、それを取り囲む怪しく胡散臭い
人々。どちらが異常でどちらが正常なのか、徐々に境界線が
ぶれ始める。言葉でなく行動でキャラクターに語らせる、実に上手いつくりだ。
特に主人公の描く漫画の劇中劇。何か意味ありげだが、あくまで控えめ
に語りかけてくる。
終盤、彼らの間に、徐々に人間関係が形成されてくる。彼らは少しずつ
何かを共有し始める。果たして彼らは、理解しあう事ができるのだろうか。
複雑で奇妙な始まりだが、物語はようやくガレージを出たところだ。
どんな方向に走り出すのか、今後の展開が楽しみだ。
3巻で完結です。300ページとボリュームがあります。
急ピッチでまとめた感はありましたが、この漫画を読んで良かったです。
ハシが描いてた漫画そのものが作者の望月さんがこの作品を通して伝えたかった事なのかなと思いました。
まだ深くは語られなかった個性的なキャラクターたちも多く、欲を言えばもう少し読みたかった。
それでも何か考えさせられる漫画でした
図抜けた身体能力と我慢強さを兼ね備えた女ストーカーが
ちょっとしたことで出会った大学生をつけ回す話。
身体能力…昆虫のような姿勢を保ちつつ、四つんばいで高速移動できる。
二足での走行も、インターハイに出場した兄ちゃんが追いかけても
追いつけないほど。
我慢強さ…先の兄ちゃんは空手もやっている。急所に蹴りを入れるが、痛がりながらも
襲い掛かってくる。
ストーキング行為…獲物の部屋に手紙を残すが、書き損じがかなりサイコ入っている。
文章では表せないので見てください。すごいです。じっくり観察し、
憎い相手に精神的ダメージを与える手紙が書けるようになりましょう(?)
いつの間にか合い鍵を作り、侵入する。
あんまり書くと読んでからの面白みが失われるのでここら辺にしておきますが、
容姿がまたすごい。伝線しまくったストッキング、ざんばらの髪、薄汚いコートと、
およそ普通の女性とは思えない。
こんな人に追い回されたら生きた心地がしないでしょう。
最後の台詞の時の表情、寒気がしました。かなり気合入れて描いているなあと思いました!!
怖いっすよ。
ちなみに、脇役ですが、女子高生のおねーちゃんがなかなかかわいらしいです。
ストーリー云々よりとにかくポップで、クールで、クレイジー!
登場人物全員のイカレタ感じがとっても良いです。
浅野忠信はカッコイイし、一徳さんは不気味だし、洋八はキモイし・・・
そしてやっぱり我修院達也!!
つながり眉毛に、ダサファッションで、××の殺し屋。
トイレの「スキ」と言ってるシーンは、マジでウケている浅野忠信にマジ笑いでした。
映像も凝っていて、音楽もカッコイイ!
底抜けにブラックユーモア満載で突っ走る!!
いろいろ楽しめて面白かったです。
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