公開当時、親に連れられて映画館に行った時は漢字ばかりのタイトルと、ワケの判らないポスターに困惑しました。 当時のポスターには現在のようなマザーシップの画像は無く、星空と滑走路しか描かれていなかったんです。 しかし、観た後はすっかり魅了されて、その後公開された”特別編”は自分から観に行きました。
思うにこの映画は、"夢"を追いかけていく情熱を描いているんだと思います。 何かに出会って、ソレが何かを確かめたい一心ですべてを捨てて行動する . . .現実にはムリだったりするけど、 その何かをUFOとエイリアンの姿で表現してるんでしょうね。実際、自分も興味を惹かれますし。
子供のように無心に真実を追い求める主人公をリチャード・ドレイファスが熱演しています。 彼の行動や表情が見る側にも伝わって来て、目撃したようなわくわく感を感じます。 トリュフォーや他のキャストもとても魅力的です。 「ジョーズ」の時もそうですが、パニック映画的な装いながら、実は人間ドラマとして優れていて 何度観ても飽きない気がします。
この作品に登場するUFOとエイリアンは非常に美しく幻想的に描かれています。 マザーシップの複雑で精巧なデザインとはあまりに対照的なエイリアンですが、自分としては どこかしら神秘的な姿で居て欲しい . . . という気持ちが実はあったりします。 その辺、この作品でも表現されていて、この映画自体が人類の ”夢” なんだと思います。
そしてジョン・ウィリアムスの音楽は単なるサントラの域を超えて、映画と一体化しています。 エイリアンとの交信のシーンは非現実的かも知れないけれど、陶酔感があります。
昔、公開された映画館は現在はもう無くなってしまいましたが、シネラマ(シネマスコープ)で上映されてました。 美しい光のシャワーの中で目撃者になる瞬間を味わう為にも、出来るだけ大画面で観て欲しい作品です。
著者本人が「こんな本を書くとは自分でも思っていなかった」という、ある意味「生き方指南」の本。そのベースに哲学、思想、ポップカルチャー、音楽が混ざっているのが佐々木氏らしい。それら全てを「いかに生きるか」という問題点に結びつけ、極めて論理的に、そして実直に語るその語り口が素晴らしいと思う。正しく誠実な覚悟の上に書かれた言葉に胸を打たれる。その主張そのものをすぐに理解する事は難しいし、その根拠となる哲学的論考を理解するのにも時間がかかるだろうが、だからこそ、今後長きに渡ってページを開くであろう、自分にとってはかけがえの無い本となりそうだ。おそらく批評家であると同時に音楽レーベルのオーナーでもあるという佐々木氏の立ち位置のバランスが、哲学の為の哲学、思想の為の思想に終わらせなかったのだろう。
何かを否定するのは簡単で、多様さや複雑さを肯定的に受け入れる事の方が時に難しく、自分にとっての試練となり得る事が多々ある。その肯定感をこれまでのニッポンの思想を軸に徹底的に論理的、哲学的、思想的に説明していく、その姿勢を何よりも肯定したいと思う。
いまさらですが低い評価のままなので・・・。 アルバムとしては退屈な部分もあるが エンドタイトルはジョン・ウィリアムスの最高傑作! 特にこのアルバムは幻のエンドタイトルを収録した必聴版。 公開当時のレコード、およびその後のCD版では 劇中のエンドタイトルで挿入されていた「星に願いを」のフレーズが 権利関係でなくなってしまっていたが、 このLimited Editionでは、劇中当時のままに 「星に願いを」のフレーズが入っているオリジナルマスターテープからのもの。 すでにアルバムを持っている人でもこのCDは買うべき。 「未知との遭遇」のファンであれば、 「星に願いを」のフレーズがなぜそれほど大事なのかわかるでしょ?
同じジョン・ウイリアムスでも、同時期に造られた「スター・ウォーズ」とは違って、 夜空を見ながら、じっくり聴いていると・・・星が動き出して、近ずいてきそうな雰囲気になります☆ アルバム全体を通して、ジワジワと、スリリングなスコアでまとめられていて、 映画の場面、場面が浮かんできます。 エンド・タイトルは長い曲ですが、メロディアスで飽きがこず、 まるで宇宙空間にいるような感じです★ 映画では、「星に願いを」のフレーズが入っていて、洒落た感じでしたが・・・ このアルバムには入っていません。別バージョンのアルバムが出ていて、そちらには入っています☆ しかし、このアルバムには、公開当時に流行っていた[映画の曲のディスコ・サウンド]が入っています♪ メイン・タイトルをディスコ調にアレンジしていて、お気に入りでよく聴いていました★
友達の家で腰乃作品を読んでハマり、5冊ほど書店でみつけたやつをまとめ買いしました。 その中でも一番よかったやつです。 他の作品は基本的に片方がもともとホモでノンケを好きになってそこからどうするかとか、ホモの自覚をもっていて悩みながらとかなんですが これはお互いノンケだけどなんかセクシーランジェリーはいてる後輩をイジってみたら可愛くてドSが発動して冗談のように可愛いな、付き合うかとゆってしまって まるで小5の好きな子イジメるみたいな発展の仕方で 笑 一番ありえそうというか、なんか自然でスッと入ってきました。 他のBLってなんか、ん?これはどこで好きになったんだ? なんかこじつけがましくないか?みたいな感じなのでこういうのすごく好きです。 とゆうか純粋にキュン死するくらい本田さんかっこいいし素敵すぎる。 基本いやらしいのが好きなのですが(笑)これに限ってはいやらしくない感じもまたいい レビュー見てると好き嫌い別れる作品みたいな感じですが、私は本当に腰乃作品で一番好きですね。
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