いま見ると、豪華なゲスト陣ですが、中でも第7話のゲストにびっくり! いまや押しも押されぬ大役者ですが、ここでも暴れん坊ぶりを発揮してます。「太陽にほえろ~ジーパン編」でも、ゲストとして暴れん坊ぶりを発揮してましたが、この後どうして主役を張れるようになったのか謎です。「太陽に~」といえば、このドラマも結構それを意識して作っているみたいだなと思っていたら、製作会社が一緒なんですね。
主人公(一話完結物)が死んでしまったりいなくなってしまったり、憂いを残すエンディングが多いのが特徴です。話の余韻に浸っていると、程よいタイミングとボリュームで草刈正雄の「センチメンタルシティ」が鳴り始めます。しびれます。月曜の8時からの放送でした。当時の憂鬱や哀しさを見事に再現してくれます。
この巻から、いよいよ三人目の「華麗なる刑事」の登場です。テコ入れがはいったのか、ボーナスクールなのかわかりませんが、梶芽衣子さんの参加は、この当時にするとちょっと凄かったと思います。主役の二人に加え、「女囚さそり」そのままのクールな女刑事が加わったのですから。当初は一話おきくらいの出演ですが、これ以降登場回数が増えていき、最後の方はもうレギュラーです! このへんになると見ていて楽しい。
28年前の作品ですが聞いてみると新鮮さを感じます。
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