足の裏から頭の天辺まで音が突き抜けてゆくような、そんなヴァイオリンがとてもいい。聞いていて非常に気持ちよいです。 もう買ってから大分経ちますが、良く聞いています。 ただ、元がアニメのサントラなだけに色々な曲調があり、人によってはあまり好みでない曲も多少は入っているかと思います。 最近音沙汰ありませんが、長く活動してほしいアーティストですね。
松本零二、本人が原作・設定・監修をしているだけあって、 原作との違和感がなく、全体が見事に統一されています。 全てのキャラクターでストーリーを体験することができます。 松本零二の、銀河鉄道999をはじめ、 諸作品を読んでいる人にはお勧めです。 また、途中で原作者が声をやっている部分があり、 それが聞けるというだけでも価値があるでしょう。 ファンにとっては楽しめる作品でした。
ハーロック盗伐を任務とする地球連邦軍ゼロが追い、追いかけられながらも仲間として、男同士の友情を見つけて行く、松本零士の「男のロマン」ですね。ストーリーは機会化人と人間が共存を始めた頃、いがみ合いながらもここにも仲間意識と友情が産まれます。銀河鉄道999ではすっかり敵対した立場になっていますが、その前、こんな時期もあったんだ、こんな努力もあったんだ、と知る事が出来ます。 お馴染みのキャラ達はまだ若く、トチローの生きてる姿がこんなにたくさん見れるのは嬉しいですし、エメラルダスと一緒のシーンもあって、この二人の恋愛風景が見られるのは嬉しいです。クールでとにかくかっこいいハーロックと反対にトチローは寸足らずでワイルドで荒削りですが、そのどこか情けない態度にも!、細かいことに気を取られない大きな男が隠れているようです。 ハーロック、トチロー、エメラルダスをもっと見たかった!という人にはお勧め。船がまだアルカディア号でないのがちょっと残念ですが、まあ、本人達もそれを目標に頑張っている時期だから仕方ないですよね。 メーテルの出番がほんのちょっとなのは寂しいですが、でも、効果的だと思います。 作画と演出はどちらかと言うとTVシリーズ系と言いますか、甘っぽい感じがします。が、ハーロックもエメラルダスも寡黙でクールになって行くのはこの後なのでしょうから、良しとしましょう。
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