アンハッピーエンドというか、読後感が重苦しい短編集。全編 水準が高く、面白い作品なのだが、意外な結末の『潜在光景』、『典雅な姉弟』がよかった。
■潜在光景 帰宅途中のバスで浜島は、二十年ぶりに小磯泰子と偶然出会う。会社や家庭での物足りなさから、泰子に安らぎを求める浜島だったが、逢瀬を続けるうち、泰子の6歳の息子 健一の存在が気になりはじめる。浜島の命を狙っているのか ・・・
■典雅な姉弟 麻布の一画に居を構える生駒桃世、才次郎の姉弟。老境にさしかかっも、眉目秀麗で往時をしのばせる二人だったが、生駒家では、桃世が絶対的な権力を持っており、才次郎や、同居する才次郎の亡兄の妻 お染を支配していた。才次郎が留守の折、桃世が殺害され、お染が容疑者として取り調べを受けるのだが ・・・
本短編集からは、『共犯者』、『恐喝者』、『愛と空白の共謀』、『潜在光景』が映像化されている。
今現在出ているシリーズのキャラソンでは一番お勧めです。 メロディはプリンスのテーマのメロディに歌詞が付いたものなのですがこの歌詞がすごいプリンスらしい歌詞でした。 石井さんの歌声初めて聞きましたが思ったよりうまくて違和感もなく聞くとができ個人的には買ってよかったと思いました。 ただ・・カラオケは必要ないかな・・っと思いましたが・・・歌自体はお勧めです
とにかく変です。面白すぎ、オカシすぎ。 おいおい、シュヴァンクマイエル師!!と、思わず心の中でツッコミまくりです。 敬愛する吉野朔実女史が著作で紹介し、丁度行われていたシュヴァンクマイエル映画祭ではフリーパス券にしたので全作観るつもりだったのですが。チラシや情報サイトのコメントにある通り、「自慰機械」だの「エロチック映画」だのという事前情報で、正直おっかなびっくりで挑みました。 ・・・甘かったッス。 これはエロなのか?淫靡なのか?快楽・・・?? 「自慰」・・・まあ、そうなんだけど・・・。「エロチック」・・・いや、確かにそうなんだけど・・・! いや、もう、ホントに。予想外の展開でした。 登場人物は一言も台詞を喋らず、息遣いや生活音、それぞれのBGMだけで物語は進みます。 人間が主なので、シュヴァンクマイエル師独特のアニメーション(人形などのコマ撮り。セル画を使う方ではありません)も後半になるまで出てきません。 それなのに、もの凄い破壊力。脳天直撃。ニワトリと共に魂抜けます。 紹介文以外、登場人物の設定だとか、流れの紹介だとかは、知らない方がより楽しめると思います。 ・・・紹介文すら紹介になっているのかどうか怪しいですが。 「独創的な快楽に向って突き進むひとびとの、涙ぐましくも滑稽なものがたり」 ポスターに書いてあったこの最後の一文が一番内容に合っているような気がします。 個人的には、プラス、「ミステリ風」。 悪趣味と言う人もいます。 他の作品同様、水気のある音に気合い入ってます。 生々しくてキモチワルイ箇所もあります。 食べ物は相変わらずマズそうです。 これから観ようという人がいれば、背後で思わず「グッド・ラック・・・!」と小さく親指立てつつ見送ってしまう。そんな作品です。 胸を張っては、お薦めしかねます。 ・・・でも、面白いですよ・・・!(コッソリ
殺人を犯し、時効を息をひそめて待ち続ける冬川美咲(浅野温子)の前に、時効直前、謎の男(三上博史)が現れる。美咲の罪を知る男は「秘密を守る代わりに、君と一緒に暮らしたい」と言い出す。男は一体誰なのか?彼の真の目的とは? ・・・と、非常に意味深に始まり、物語が展開するにつれ謎は謎を呼び、登場人物全員が何らかの形で関係しあっていることが明らかになる・・・のですが。 途中まで非常に盛り上がり、面白いだけに、オチがもったいない! カンの良い人なら、DVD1巻目でラストの予想ができてしまうかもしれません。なので星-1。 しかし、三上さんの演技は最高です。1本の作品で、これほど幅の広い演技を披露したのは初めてではないでしょうか?「三上博史鑑賞DVD」としては秀逸です。彼のファンなら、買って損はありません。 特典映像では、撮影裏の浅野さん、三上さんの表情を見ることができます。セットのどこにカメラを置いて撮影したか等も、わかりやすく紹介されていて、面白いですよ。
を聴きたくて買いました。勿論 他の曲も素晴らしーです。何せ永ちゃんですから。
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