キャラメルBOXから発売され、絶大な人気を誇ったPCゲーム「おとボク」のTVバージョンのドラマCD。
私はゲームでPC版とPS2版をやりました。が、ココで注意!!
何が注意か?
TVでアニメをリアルタイムに見ている方は、知っているかもしれませんが声優さんはゲーム
(PC、PS2)とは知る限り全員違います。しかし、各キャラのしゃべり方は同じ!
これによってゲームでイメージが出来てる人には、すごい違和感を感じること請け合いです。
特にCDには画像がなく、音だけですので余計それが顕著に感じられます。
声のイメージもさることながら、しゃべりのテンポや間合いがもう違う代物、といった印象を
受けました。
ゲームで先入観がなければもう少し違った見方が出来たのかもしれませんが、ゲームをやった
ことがある方の購入は私はお勧めいたしません、というのが正直なところです。
まるち文庫の2人のエルダーシリーズで、今回は「雅楽乃のキモチ」「卒業式前夜」の続編です。 舞台は基本的に千早くんたちが卒業した後の聖應で、76代エルダー選挙までが書かれていますが、千早くんたちがまだ在籍していた 過去の話もいくつか書かれています。 恋人の千早くんが卒業してから、心に空虚さを感じ、エルダー候補としての在り方に悩むうたちゃんが徐々にそれに向き合っていく決意をする 話を主軸に、雪ちゃんの誕生プレゼントを選ぶ時に起こったハプニング、寮に出た幽霊のことを寮生たちが千早に相談する話、 千早くんとうたちゃんの寮でのやりとり、些細なすれ違いからケンカしてしまう話、園芸部でうたちゃんが千早くんにする贈り物、 といった話が出てきます。 前述したとおり、「うたちゃんは千早くんにラブラブであるべき」という考えを持っている方には、ケンカしてしまう話(ふたりの距離) は受け付けがたいと思います。 あと、折り鶴の話は、読者には提示されていない情報とキャラが答えですので、謎解きを楽しむ構成ではないです。 それ以外は2人のラブラブぶりがすごく発揮されていて、すごく楽しめました。 特に「男女逆転物語」と「素敵なエルダーに花束を」は。 前者は千早くんが女性をうたちゃんが男性を演じるところが、後者はアクシデントで落ち込むうたちゃんへの千早くんの対応がとても よかったです。 前の2作を知らない方は本編だけでも楽しめますが、前の2作を読み終えてからの方がより楽しめます。
P.S.男女逆転物語にうたちゃんのお色気挿絵があります。
PCの人気もさながら、移植という手段に乗った「乙女はお姉さまに恋してる」 デフォルメの具合、キャラの綺麗さ、なにより長いストーリーでも心つかまれるような、一人ひとりの言葉が誰もに忘れていた何かを思い出させるような、上手く言葉にあらわせられない事もありますが、いいゲームは言葉にあらわせられないと言って置きたいそんな「乙僕」移植版も期待したいところです・・・
シーズン1の続きで夏休みに瑞穂たちが瑞穂の実家(鏑木家?)の別荘で送る日々が
収録されています。是非シーズン1を聞いてからシーズン2を聞きましょう。
原作シナリオライター嵩夜あやさんが手掛けるライトノベル作品です。
今回は、著者がゲーム制作上、描ききれなかった主人公・千早の問題解決(父親との確執、母親との仲の改善化)が話のテーマになっています。 千早本人は報われない結果になりますが、話はうまく纏まった内容になります。 恋愛面ではメインヒロインの薫子と付き合う話になり、原作とシナリオがあまりカブらなかったので、内容を知っていても楽しめました。
元祖・男の娘作品『おとボク』シリーズもこれで完結という事で少し残念な気もしますが、今まで楽しませてもらいました。
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