ギター・ポップのファンには、重苦しく暗い印象を与えるのか、いまひとつ受け入れられず、マッドチェスター、シューゲイザー、ブリット・ポップといったムーヴメントにも無縁で、地味な存在になってしまっている、ブルー・エアロプレインズである。良いバンドだと思うし、もっと広く聴かれて良い存在だと思うのだが、癖のあるその音楽性が壁になってしまっているのか・・・
この作品は1990年に発表された彼らの5枚目となる作品で、彼らの代表作と言っていいだろう。重層的に織り上げられていくギターを軸として、そこに「歌う」というよりも「語る」といった形容がふさわしいヴォーカルが乗り、全体的に灰色にくすんだ色合いで、屈折した暗さを抱えた感じの音楽性だが、その中から、どこかはかない美しさや哀しさがにじみ出してくる。確かにこの時期のイギリスの主流には見受けられなかった、独特の個性であったことは確かだろう。プロデューサーはこのころピクシーズの仕事で名を挙げていたギル・ノートン、ツアーを共に回ったR.E.M.のマイケル・スタイプや、元ザ・バイブルのブー・ヒュワディーンもゲストとしてコーラスに参加している。
ノリがいいです!明るく楽しく踊りたくなるノリ☆フルートとか入ってたりで、カントリー調?なのかな!ライブ映像とか観てても、皆楽しそう!メンバーは年齢も性別も様々ですが、演奏はうまいと思います!
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