このアルバムはとにかく全ての曲が素晴らしい♪他に書いてる方もいらっしゃいますが、銀魂で知った私はもっと早くこのバンドを知りたかったと思いました!こういうバンドにはもっと売れて欲しいです♪
こんなストーリー初めて読みました!!! 正直に白状しますと、ジャケ買い(笑)したんです。表紙の絵が気に入って☆ だけど、ジャケ買いも悪くない! 本当は始め、ダラダラと独りよがりの日記が続くのかと思いました・・・ところが! いつの間にか、ストーリーに引き込まれアサの感情が切ないくらい伝わってきちゃって(泣) 友達にも読んで読んで!と進めまくり、回し読みされ続けている為かちょっぴりボロボロになっちゃったので保存用にもう一冊購入を考えてます。 私的には、大介さんがヒットですが。友達は賢君に惚れたらしいです(笑) あんまりストーリーに触れるとネタばれになってしまうので、とにかく読んで!
戦後のわが国の文化論を見渡して時代区分を立て、各区分の特色を抽出するというユニークな研究を遂行した著者の努力と学識に大いに敬意を表します.しかしながら、「戦後」という時代の最初に現れた『菊と刀』の評価が十分でないので、過去数十年の間その分野の学者、研究者が一様に犯した過誤には目が向けられていません. 著者は『菊と刀』が文化人類学の研究としては異例だと言っていますが、それは現地調査が行なわれなかったことと、戦争の終結と戦後の日本占領に役立てる目的を持っていたということにとどまっています.アメリカに宣戦布告して3年8ヶ月も戦うことのできた、教育の行き届いた、八千万もの国民を擁する国の統一的な文化の型を発見したという点は、「異例」のうちには数えられていません. しかし、これを著者一人の責任であるかのように言うのは酷でしょう.過去数十年間、誰一人として『菊と刀』のことをそのようには見なかったのですから、学界の一般的な状況を反映するものとしてはこの本の内容は妥当です.しかしながら今後の指針を求める若い人たちに奨めることは躊躇されます.
アイデンティティ研究の第一人者であり、精神分析的心理療法家である著者がアイデンティティについて分かりやすく書いている。ちなみに鑪氏はあまり表には出さないが、精神分析の中でも対人関係論学派に相当する。そしてその対人関係論学派の総本山であるホワイト研究所でトレーニングを積んでいるのである。ただ、ホワイト研究所は確か国際精神分析学会IPAに加入していないので、正式には精神分析家とは言えないようであるが。
本書では最初にアイデンティティの理論を提唱したエリクソンの生い立ちについて述べている。エリクソンはユダヤ人であり、最初は芸術家を志していたようである。しかし、アイデンティティ危機に陥り、一生を芸術家として過ごすか否かの迷いの中でウイーンで精神分析家のトレーニングを受けている家庭の芸術教師をするようになった。その縁の中で精神分析に触れ、自身も精神分析のトレーニングを積み、精神分析家となったようである。そのようなアイデンティティ危機の経験を基にして、心理社会的な面からみた生涯発達の図式を組み立て、その中に青年期・アイデンティティの理論を組み込んでいったようである。
そして本書の4章ではアイデンティティにまつわる臨床的問題として、登校拒否・対人恐怖・犯罪・精神病について述べている。やや杓子定規に述べているようにも思うが、新書ではそういうものかもしれない。最後の5章では森有正という哲学者を取り上げ、アイデンティティの観点から考察を行っている。
20年前とかなり古い本ではあるが、アイデンティティについて知るためにはあまり色褪せないものであると思われる。反面、昨今では精神分析は重篤なケースをどのように理解するのかといった方向に進んできており、そのなかで思春期や青年期の発達ではなく、社会的な側面ではなく、乳幼児期といった最早期の発達にポイントを置くようになってきている。その為の理論として対象関係論が必要となってきている。その中ではエリクソンのアイデンティティ論といったものは臨床的に取り上げることが段々と少なくなってきているように思う。
言うまでもなく、アイアートはブラジルで最も才能あるパーカッション奏者の一人だ。本作ではアイアートの才能を高く評価したギスモンチらブラジル勢と、ハンコック、ショーターというアメリカ組が参加したとてつもないアルバムだ。この時代の混沌とした雰囲気を多分に持ったサウンドメイキングだが、なんと言ってもジャズ・ファンとしては、ハンコックとショーターの突き抜けた存在感がたまらない。ショーターのネイティブ・ダンサーや、ナシメントの同時期のアルバムがお好きな方なら絶対ハマります。特にこの時代のハンコックはソロ、プロデュース・ワークもズバ抜けているので、Wake Up Songだけでも買いです。流麗なハンコックのアープ・ソロからテンポ・チェンジしてからのショーターの雄大なアドリヴ。最高っすよ。
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