商品説明をキチンと読まなかった私が悪いのですが、 届いた後に再生を始めたら「読めない」・・・。
そう、リージョン1です。 ※PCを使いバックアップをしてようやく拝見。
ジーザス・ジョーンズのライブはVHS時代の「ビッグインアラスカ」という 中途半端な作品しか無く、この商品まさに衝動買い! 輸入送料込みで1,500円以下という安さ! 箇条書きでレビューします。
・総称としてこの値段、好き「なら」買い。
・曲目は代表曲がほとんど網羅されている。 個人的には「Get a Good Thing 」が聞きたかった・・・。
・たぶんノーカットのようだが、マイク・エドワーズは曲ごとにチューニングを変えるせいか 曲間は間延びした印象。
・マイクの歌は激しいがとても上手く、CDと同じ印象。
・会場がマーキークラブというライブハウスの収録であり、カメラワークはかなりチャチ。
・カメラの台数も少ないので似たアングルばかり。ジェリー(g)イアン(key)は可愛そうなくらい映っていない(笑)
ファンじゃない人は少し退屈かも。 ※が出来る人は買い!
1 Zero's and One's 2 Move Mountains 3 International Bright Young Thing 4 Caricature 5 Next Big Thing 6 Devil You Know 7 In the Face of All This 8 Bring It On Down 9 All the Answers 10 Chemical Number One 11 Come On Home 12 Right Here Right Now 13 Are You Satisfied 14 Welcome Back Victoria 15 Message 16 Never Enough 17 Rocket Ships 18 Half Up the Hill 19 Real Real Real 20 Nowhere Slow 21 Info Freako 22 Who Where Why 23 Trust Me 24 Cut & Dried 25 Idiot Stare
テクノ・ヒップホップ的要素がゴチャ混ぜになった打ち込みにハードなギターが絡むサウンドはPWIE辺りがオリジネイターだと思いますが、そういった要素をより確実に売れるポップソングとして構築するのに成功したジーザスジョーンズのこのファーストは発売されるや、当時のシーンに衝撃を与えました。同じ英国からは弟分バンドとしてEMFや日本からはモロジーザスジョーンズ的なM−AGEがデビューするなど、その影響はかなりのものがありました。今聞くとやはり音がやや軽薄で一本調子な感じに聞こえる部分もあるが、当時のカッコよさは今のリスナーにも十分通じるのではないでしょうか。
2011年にオフィシャルサイト限定通販で発売されたコレクション集。 海外サイトでのネット通販の予備知識が無いので、気になってたけどビビって購入出来なかった商品がアマゾンで買えとは!!嬉しい限りです。
さて、その中身ですが・・・ 2000年発売の5作目「ロンドン」はアメリカのインディーレーベルから発売されており、今回は古巣FOODレコードからの発売の為か、4枚目までの中からのセレクションと、デモ音源集の2枚組です。 既出のベストとかぶらない選曲のため、地味な曲ばかりです。 デモ音源も、所詮は未完成品なのでファンじゃなければどうなのでしょうか?
何より、他のレビューにある通り、音のバランスが悪すぎる・・・ リマスターまでしなくとも、ボリューム調節はすべきでしょう。 我々素人が使うライターソフトにだって調節機能は付いてるんだし・・・・
不満は多々あるが、ジーザスがまだがんばっていることを喜んで、 新作を期待しつつ、聞き込み中
ツルモク独身寮という漫画があり、その作者がこのバンドがお気に入りで作品自体にもいろいろな形で登場してきます。 私自身マンガから興味がわいて「試しに…」くらいの気持ちで聞いてみました。 当時にしてみれば(バンドのフロントマン自身も言っていましたが)本当に最先端の音楽という感じがして、聞いている自分も少しカッコヨクなれるんじゃないかなんて思えるほどカッコイイ音楽でした。 その後、ダンスミュージック、テクノ系が流行りだしてくると、彼らも独自性も少しずつ輝きが失われてしまい「とってくわれた」感があります。 よくも悪くも彼らがもっとも輝いていた時期を含めて改めて聞きなおすにはいい作品だと思います。
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