相手が誰であろうと一切容赦せず確実に息の根を止めるのは さすが最強の殺し屋といったところでしょうか
大迫力のはずなのにどこまでもチープなアクションシーンに 幼稚園児の戦隊ごっこさながら千葉ちゃんのスーパー空手 タランティーノが一発でファンになったのも頷けます
初めからウケを狙うのではなく どこまでも真面目に作ったからこそ生まれた 大爆笑傑作映画です だから地獄拳より好きです
JJサニー千葉(元千葉真一)の幼少時から体操の選手として東京五輪を目指すが、怪我で断念し、東映の俳優になり、アクション俳優として大成しと、ハリウッドの拠点を置く今までを駆け足で振り返っている。リスペクトした深作欣二、高倉健、大山倍達、そして弟子筋の真田広之、志穂美悦子、伊原剛志、堤真一らとの交流もさらりと書いている。
著者が一番ページを割いたのは、意外にも新渡戸稲造の「武士道」についてだった。更に、この「武士道」を翻案してハリウッドで映画化したいと希望を書くまで、のめり込んでいる。活動の場所をアメリカに移したJJサニー千葉にとっては、「武士道」に自己の日本人としてのアイデンティティを見つけ出したようだ。
ただ、日本国内に住んでいると、そこまで「日本人」としてのアイデンティティは必要とされないので、我々からみると多少上滑りしている感はいがめない。
当時の東映の裏話や「キーハンター」の裏話はそんなにないので、そちらが好きな方はご遠慮された方がいいと思います。
続編の「直撃地獄拳 大逆転」のあまりのカルト的人気の影に隠れがちな本作ですが、純粋に空手アクション映画として見ればこちらの方がハードな仕上がりです。恐らく最高に体にキレがあった頃の千葉真一の空手が思う存分見れます。演技派に転身する直前の津川雅彦のスケベ分けマフィアや、やせていた頃の安岡力也の姿もみれます。「〜大逆転」ほどのシュールなギャグの連発や軽快なテンポはありませんが、千葉ちゃん全盛期を知る上で欠かせない一本です。
幕末の日本、日米条約を締結するために来港していた米軍艦隊の提督に送る「宝刀」を何者かに盗まれる。その「宝刀」を巡っての物語が展開する。 言わば「ラストサムライ」の元祖映画のひとつかもしれない。 今は実現不可能な豪華キャスト!三船、千葉、丹波の共演だけでも見物かも(笑)
ぜひ読もうと思ってずっと忘れていた千葉真一の自伝「千葉真一 改め 和千永倫道」2年遅れてようやく購入&読了。 千葉真一初にして唯一の自伝本。 内容は多岐に渡り「風林火山」での俳優千葉真一引退の話をはじめ志保美悦子、真田広之、堤真一ら弟子たちとの別れ話、タランティーノや深作欣二との交流等盛りだくさん。 若手のとき高倉健に付いてて今でも一番あこがれてる話もよかった。
ただ・・・その濃すぎるキャラと人生のわりにほんのページ数が少なすぎて物足りない!もっとくわしく読みたい!というネタも数ページでさらっと書かれてるだけなんで。
続編を書いてほしいと強く希望します。
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