最初に70〜75年の作品を聞いていたので、それ以降はどんなものだろうかと思いましたが、 まあ、やはり、衝動的なエネルギーというのは「ゾンビ」以外には望めなかったという…
この作品がフェラの一般的な最高傑作とされているので、スルメアルバムの可能性もありますが、 初期の手数の多さや斬新なビートが控えめな気がします。
いいアルバムに違いは無いんですが、初めて聴く人には「Afrodisiac」あたりを勧めるかもしれません。
ゾンビの高揚感をもう一曲でも多く表現してくれればアルバムとしての評価が変わるのですが 叶わぬことですからね。
面白かった ! 最初から最後まで一気に読み通して、呆然となった。こんなこと、つまり彼の一生を描く、をやってしまった日本の人がいたんだ、とも思った。フェラ・クティという特殊でしかも才能あふれる人物の生い立ちから、そのバックグラウンドまで、ナイジェリアを知る人でなければ書けない内容。場所、文化的背景、宗教的背景、彼の人となり、すべてが豊富にあふれるほど描きこまれている。必読の一冊。別のレビューで文章がどうとか書いている人もあったが、たぶん、本を読んだ経験のない人でしょう。あまりのばかばかしさに笑ってしまいました。NY公演の日本での放送でもこの著者がコメントを寄せていたが、内容が深く、興味深かった。この著者でなければ語れない内容。一読すればその魅力はすぐにわかるはず。
あっちのフェラ盤を購入したり、こっちのフェラ盤を聴いてみたり、トリビュート盤を漁ってみたり、どこから手を付けて良いのか分からなかったフェラの全作品が揃いました。こんなに多数のフェラ盤があったのかと今更ながら驚きと感激と相半ばなのではあります。 まず、「リマスター」と銘打ってあったのでためしに手持ち盤とのサウンド比較のため、ライブ盤の『J.J.D』を早速かけてみました。同じ曲でも以前聞こえなかった楽器が聞こえているではありませんか! かなり音がクリアーになっています。これはかなり良いリマスターだと思いました。 難をいえば……、『J.J.D』(気に入っていた曲)ラスト部分、フェラがエレピを弾きながら「Thank you! Brother and sister. see you…』と喋るところがよく聴こえなくなってしまっているのは残念です。 手持ちのフェラ盤があったとしても以前の盤と比較するこういう楽しみ方もありかなと思います。 27枚目のDVDはフェラの人となりを語る感動的ドキュメンタリーです。
Fela Kutiの凄みのある顔でバックメンバーに指示を出しながらサックス、オルガンを弾きまくる。一見の価値があります。もっとたっぷり見たい。フルコンサートのDVDを出してください。
内容は映像も音質も良いものでした。あまり有名でない曲ばっかりでしたが、そこそこアフロビートを堪能できました。もっとフェラのサックスを聞きたかったという事で、星3つです。
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