一気に最後まで観ましたが、以外に退屈はしなかったし、風化もしていなかった。 むしろかなりハイスピードに物語が展開するので、もっと尺を延ばしても丁寧に作った方が良かったんじゃないかと思ったくらい。 主演の二人ももちろん魅力的だが、改めて観直すとメラニー役のオリヴィア・デ・ハヴィランドはちょっと代えが利かないくらいに嵌ってて良かった。 それからなんといってもあの黄昏時のタラの逆光のシルエットショットとタラのテーマはやはり非常に美しく心に残る。 原作の小説と比べるとやはり重厚さに欠けるが、映画は映画で割り切ればこれはまた別物として充分楽しめると思う。 しかしこんな廉価なら御託は言わずに買ってしまったほうがヨロシ。 ラブシーンも比較的ソフトなので家族で観てもそんなに気まずくないんじゃないかな?
悪いですね。
あれだけ太い本を一気に読ませる東野圭吾の筆力は素晴らしいです。
もちろん白夜行を読んでからのほうがいいと思います。
うなじに二つ並んだほくろあたりから美冬の正体が徐々に明らかになります。
特に最終章は息もつかせぬ展開でラストで一気に読ませます。
が、ラストでがっかりでした。
あれではあまりにも雅也が救われない……。
白夜行では雪穂の行動や性格の背景となる辛い過去やそれによって築かれた亮司との絆なんかが物語に重みを持たせていたのですが、幻夜では美冬はただただ悪女です。
亮司と雅也は役割的には似ていますが、亮司のほうが雅也よりも冷酷で、過去背負ってる分雪穂との絆も強いですね。
雅也は亮司よりももっと普通の人間で、それゆえに美冬のパートナーという荷は重すぎた、といったところでしょうか。
とにかく、雅也は美冬にとっては単なる持ち駒の一つで二人の絆はあまりにも希薄すぎる、といった印象でした。
続編に期待です。
映画を見たあとに原作を読むと、原作のほうが良かったと一般にいうけれど、この本もそうかもしれません。スカーレットの心の中の葛藤、アシュレィとレッドとの間で揺れる気持ち。。。などが豊かに表現されています。また、時代背景も細かに説明されていますので、なおさら、スカーレットの置かれた立場、運命が、ひしひしと伝わってくるようです。映画に感動したかた!本をよんで再び感動できます。
高校生のときTV放映された映画を観て、人生観が変わったほど感激しました。 ビデオの普及で何度か観た時、ふと思いついて原作を読んでみました。そこには、ビビアン・リー扮する絢爛豪華なスカーレット・オハラとは全く別の、スカーレットが存在していました。どんな逆境にも負けない、強かな、健気な、凛としたスカーレットに再び感銘を受け、一気に読みきりました。自分自身に甘え続けている自分を恥じ、スカーレットのように強い心で生きていきたいと願いを持ちました。 マーガレット・ミッチェル氏の手による、その後のスカーレットの人生を知りたいと、切望しています。
映画音楽家三人の指揮による映画音楽のベスト盤。指揮は映画音楽の巨匠のヘンリー・マンシーニが自作曲三曲を指揮。そして大脱走なので有名なエルマー・バーンスタインも自作曲四曲を指揮。それ以外の曲は「ファイナル・カウントダウン」「キングコング2」「ライオンハート」などの音楽を担当した映画音楽家ジョン・スコットの指揮です。演奏は私は存在は知りませんでしたが「ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団」。このCDの解説書によればロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(こちらはさすがの私も知っていました)が母体となって生まれたポップスオーケストラだそうです。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団イギリスの名門オーケストラでたしかイギリス三大オーケストラの中にも入っているオーケストラ。ロイヤル・フィルが母体となっているので音色もかなりのものです。そして選曲も超が付くほど有名な映画音楽がほとんどです。解説も廉価CDですが一曲一曲にそんなには長くは無いものの要点は抑えた解説です。この廉価価格で映画音楽のCDがきちっとした演奏で出ることはあまり無いと思いますし演奏も私は満足いくレベルで星五つにしました。
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