Beast Feast2001のステージでもオーディエンスに熱烈な歓迎を受けたことが 記憶に新しいSTATIC-Xの記念すべきデビューアルバムです。 Fear Factory等に通じるインダストリアル色を感じさせながらも あくまでリフ主体のスラッシーなヘヴィ・メタルを聴かせてくれます。 パワー、スピード、アグレッションの3拍子が揃った佳作といえます。 前半のテンションが最後まで続かないのが惜しいところですが、 デビュー作としては間違いなく合格点をあげられる内容です。 このアルバムが気に入った人はセカンドアルバム「Machine」も必聴です!
ゆるいかと心配しましたが締め付けが丁度良く快適です、脱ぎ剥ぎがとても楽で長く使え使えそうです
音楽を聴く事は旅に似ていると思うことがあります。新しい景色を見た時に、自分の中にあったものと、自分の中にはなかったものが、小さな科学反応をおこして、少しだけ自分が変化したような感覚。あるいは、今までいた面倒な現実から遠く離れた場所で気分をリセットする感覚。でも、そういう感覚が味わえる音楽って、実はそんなに多くない。大抵は新しい景色ではなくて、すでにある自分を確認したり、新しいけれど一方的に何かを渡されるだけで終わったり。そんな中で、確実に旅に連れて行ってくれるのがジャック・ジョンソンでしょう。シンプルなギターと、渋いけど重たくなくキャッチーだけど軽くない、優しい歌。彼の歌は、確実に、海へ連れて行ってくれます。会社、学校、帰宅途中、家事の最中、読書、ドライブ・・・どんな時、どんな場所にいても、音の波が潮風を運び、自分の中をすーっと駆け抜けていくような感覚が味わえます。
そんなジャック・ジョンソンのアルバムの中でも、このアルバムは強力です。ギターのフレーズは非常にシンプルで、前作より主張が少ないように感じます。ギター以外の楽器、マイルドな中低音の楽器が効いており、前作よりも渋くまったりしています。ドラムも前作よりも優しく、音が柔らかいです。これが重要なポイントなのかも。このアルバムを聴いていると、今している作業をすべて中断したくなります(だから、このレビューを書くのも大変でした)。そして、そそくさとマグカップに苦いコーヒーを注ぎ、椅子の背もたれにぐったりとよりかかりながら、天井を眺めて「ふぅ」と前向きなため息といっしょに、人生の面倒を外に追い出してやりたくなるのです。気分はとても楽になります。元気が湧いてくるわけではないけれど、硬くなっていた心がやわらくなり、重たくなっていた気持ちが軽くなります。現在無職の僕ですらこうなるのですから、忙しい皆さんであれば、このアルバムの魔力を強く実感してしまうのではないでしょうか。
誰にでも夕方の海を潮風を運んできます。紅茶でも緑茶でもコーヒーでもあれば、至高のまったりタイムがやってきます。
疲れている人、まったりしたい人にオススメです。
痺れを切らして買ったものの、「なぜこれを国内盤で出さない!?」てくらいの会心作。2nd.の頃が一番好きだった人は少なくないと思うのだが、そんな人にオススメ。そもそも、レイブミュージック+ラウドギターこそ彼らの持ち味ではなかったか?その意味で原点回帰。歓迎。但し、エッジの弱いギターとこもり気味のドラムはデモテープのよう・・・予算少なかったのか?国内盤出ないことといい、これが現実か・・・せっかく日本人ギタリスト(兼テクノ味付け)戻ったのに・・・
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