このところ邦人作家の作品が韓流にアレンジされ,「白い巨塔」では,むしろ本家を超えたのではないかと感じさせるような,スピーディで現代的な演出に圧倒されました。
本作も,唯川恵さんの直木賞受賞作「肩ごしの恋人」が原作で,すでに日本では米倉涼子さんと高岡早紀さんの共演でドラマ化されていますが,これを「アメノナカの青空」の若手女性監督イ・オンヒssiがどのように味付けしてくれるのか,とても楽しみです。
32歳のシングル、ジョンワン(イ・ミヨン)は,最近名前を知られるようになった写真作家です。恋愛に対する幻想はなく、結婚への考えがなくても自由に恋愛を楽しむことができる男性を求めています。
一方10年以上の親友ヒス(イ・テラン)は、20代なんて相手にできないようなセクシーな女性で,望むことは何でもしてくれる「安心保険」のような男性を選んで結婚します。
ところが,遊びと割り切ってクールに会った妻帯者に恋愛感情を感じるようになってしまったら,また,安心保険のような夫が浮気をしたという事実を知ってしまったらどうでしょう,本作は,人生には,思いもよらない事件で軌道を修正しなければならない時があるということをコミカルに描いています。
映画初出演となるイ・テランssiは,当初イメージに合わないのではとのことで出演を断っていましたが、イ・ミヨンssiの推薦もあって承諾,わがままでありながら憎めない女性を見事に演じました。
本作は,韓国では“18歳以上観覧可”という制限付きとなっていますが,どの部分がそれに該当するのか理解できません。普通にコメディだと思うのですが…。
キャラがなんていうか・・対照的にしようという意図がみえみえで、不自然。
ステレオタイプ。
女の友情ものとしてそれなりに面白いけれど、だから、なに? って感じ。
話の展開も、そんなわけないだろ〜、と言いたくなる場面が・・。
TVドラマのシナリオと思えば、いいのかな。
ここ数作大人しめの雰囲気の曲が多かったけれど
この曲は
明るくポップな曲調で
聴いていて、本当になんかワクワクしてきます。
何よりも50を超えて
この詩、この曲、この声、素晴らしいです。
原由子も参加してます。
この二人の掛け合いがまた素晴らしいのです。
カップリングの『人生の扉』
名曲ですね〜。
原作が直木賞受賞作でしたので興味を持ちました。
主人公の萌は原作から少々年齢が進んでいて、30歳独身。米倉涼子さんがまあお綺麗です。
親友のるり子に高岡早紀さん。
好対照な二人の女性のやりとりを軸に、家出の高校生。野心家のサラリーマン。新宿二丁目のゲイバーのブンちゃん達が加わって、厚みのあるドラマに仕上げられています。
自立した(とみられている)独身女性のなかなか周囲に理解されがたい心理が描き出されたと思います。
そして、当初予想していなかった意外な感動が待っていました。
・・・ということで、筋書きはご遠慮いたします。
親友るり子が語る「将来を悲観的にみるのが現実的なの?将来はどうなるんだかわからないんだから、悲観的に考えるより楽観的に考えたほうが良いんじゃない」というセリフはドキっとさせられました。
これは小学生の時に読んだ時の感想である「痛快青春活劇」ではかった。
また作者が意図したであろう明治維新による近代化を誘った陽明学的な公共精神(坊ちゃん&山嵐)が、皮肉にも朱子学的権威主義と結び付いた近代的個人主義(赤シャツ、野だ、狸)によって敗北する明治後期の思想的な問題を風刺した「文学」との評価でも物足りない。
犬ちっく美少女(要脳内変換)の清と別れる事でそのウザったさ開放されようとしたが、共依存の関係であった事に気付き、その愛を受け入れるツンデレな主人公を描いた「萌え系ラノベ」なのである。
繰り返される松山批判は東京と比較にように見えて実は、清のいない松山と清のいる東京との比較であり、清を伴って松山に来たとしたら?と考えて坊ちゃんの行動を眺めるも一興だ。
100年の時を越えた萌えキャラの清にノックアウトされたい人は是非!
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