「古畑任三郎」の記念すべき第1シリーズ。(全3シリーズ)
各シリーズの特徴
第1シリーズはサスペンス色が強く、第2シリーズはポップなイメージを強調。
第3シリーズではポップさに加えて、水戸黄門のノリに近いものが加わります。(スケさんカクさんが今泉と西園寺)
ドラマとしての面白さは、今更説明不要です。何回観ても面白いです。
今シリーズの中で、個人的に特にオススメのストーリーは、密室劇の原点とも言える第1話の「小石川ちなみ」編。
古畑との会話のやり取りが面白い「中浦たか子」編。
ラストが印象的だった「小暮警視」編。
オーストラリアを舞台にしたスペシャル版「二本松拳」編。
…もちろん、どのストーリーも面白いです。まだご覧になった事のない方は是非。
これ公開当日に映画館で観たけど、絵の綺麗さが衝撃的だった。まぁ格別アニメに造詣が深いわけじゃないが、やっぱりジブリの絵ってのは観る者を惹きつける力があると思う。
所々に良いセリフもあるし、ストーリーも面白いんじゃないかな。
「千と千尋」なんかもそうだけど、観る側の裁量に任されてる部分が大きい。テーマがテーマだけに単一の答えは出せなかったんでしょうね。私はそこを自分なりに考えるのがこの映画の楽しみ方の一つだと肯定的に捉えています。
「説教くさい」だの「なにも伝わってこない」だのと言われることが多いみたいですけど、お前らは娯楽に何を求めてるんだって話ですよ!
それに「何も感じられない」という自分の感性は全面的に信じられるのかね、彼らは(笑)
的外れな批判もどきは放っておいて、観る価値はある作品だと思います。
ロマンスたくさんのファンタジックドリーム☆ わくわくしながら見ましたよ!時間もそんなに長くなかったし疲れないで見れますよ。猫を飼ってる自分だからこそ面白いんだろうと思いました。 2本足で歩いたりはしないけど(笑) 猫の動きや行動仕草がリアルでした。 現実世界に疲れた方…夢をみてみませんか?
現代音楽の作曲家として世界的に名の知られる西村朗氏。 その作風は強く抒情的なものであり、日本のみならず広くアジアの美学観が取りこまれている。精緻なオーケストレーションから濃密な音響体が生みだされ、一種単調な旋律がこの上もなく魅惑的なものへと変貌していくさまは圧巻の一言。
調性的な音楽を排斥する動きが根強く残る中、従来の西洋音楽の語法によらず、真に新しい音楽の地平を切り開いた氏の功績は計り知れない。音楽の専門家だけでなく、クラシック音楽の愛好家にも聴いてほしい作曲家である。ストラヴィンスキーやバルトークなどの近現代の西洋音楽に抵抗がなければ、同じような感覚ですんなりと耳に入ってくることと思う。
本CDでは、氏の経歴では中前期にあたる時期から代表的な作品が収められており、その音響に対する並々ならぬ意欲と、優れた音楽観を感じとることが出来る。
解説もまた必見。現代音楽界の鬼才、川島素晴氏の深い造詣によって書かれた解説は、現代音楽の解説文にはしばしばみられるハッキリとしない物の言いが無く、作品を理解するためのこれ以上無い手引きとしてリスナーを導いてくれる。
現代音楽の入門者はもちろん、"聴いて分かる"現代音楽を求めている方にも是非ともオススメしたい一枚。
"現代"に生まれた無数の音楽を見まわしたって、ここまでオトクな一枚はそうそう見かけるもんじゃありません。
怪獣写真集となりがちな特撮本だが、本作は各エピソードをシナリオを中心に分析している。子供向けとはいえ、クリエイター達がいかに良いものを作ろうとしたかという軌跡が浮かび上がる。セリフに英国のブラウニングの詩が引用されていることなど、初めて論評されたのではないか。このシリーズがウルトラものの中でも確固たるドラマ志向であったことがわかる労作である。
|