どうしても西部劇というと、
ガンマンや決闘、インディアンの襲撃、というような
定番のものを予想してしまうけど、
この映画はまったく違う。
まるでシェークスピア劇のように
男女、男と男の確執、親子、郷土愛・・等々が
きめ細かく描かれているように思う。
製作されてからかれこれ50年が経とうとしている作品だけど、
多くの人に見てもらいたい映画のひとつだ。
ある意味この作品は、今こそ大切なメッセージを伝えていると思う。
力による解決・・報復の応酬・・
100年前の西部と変わらない風潮が根強く見え隠れする現代。
主人公のジムの生き方は、痛烈なメッセージを発している。
安く、しかもきれいでした。説明書が日本語ではありませんが、図をみればわかります。満足しています。
78年発表の2nd。ベースがニール・マレイからジョン・グリーヴスに交代。管弦奏者を適材適所に配した楽曲が並んでいる。ピーター・ブレグヴァドがヴォーカルで、ジョージー・ボーンがチェロで参加するなどヘンリー・カウ人脈の流入も音楽的におもしろいと思う。楽曲も前作では大半がデイヴの手によるものだったが、本作では新加入のジョンのものを含めてミラー、ピップも曲を提供している点がポイント。音楽的には更に複雑になり難解な部分もあるが、まだオーラのような魅力は残っており、無視するには惜しい仕上がりである。
美しいストリングス系シンセをバックにシンセ・ベースがリードを取る1.の導入部にはびっくりするものの、すぐに彼ららしい演奏に変化。かなり人懐っこいメロが登場して彼らの初期の雰囲気を思い出させる。2.ではスティール・パンが登場する。良い意味でこれほどトロピカルに響かないスティール・パンも珍しい。3.はめまいがするほど複雑な展開を見せる曲。ミニマル的な要素もあり、かなりソフト・マシーンに近い印象もあるが、ミニマル以外の現代音楽の影響も強く感じられ、彼らの到達点とも言える凄まじい演奏が聞き物である。4.のギター・ストロークも彼らにしては非常に珍しい演奏であり、ほんわかとした雰囲気が心地よい。5.の牧歌的なヴォーカルとその後に登場する美しいフルートのソロにはハットフィールズを思い出さずにいられないだろう。
前作でゲスト参加していたアラン・ゴーウェンはこの時期ギルガメッシュを再編してアルバムを発表しているが、本作発表後デイヴがブラフォードに引き抜かれたため、ナショナル・ヘルスに呼び戻されてグループの活動を継続したものの、81年に白血病によって亡くなりグループは解散した。何となく彼の死によってその後のカンタベリー・ミュージックは大きく衰退していった気がする。
Weitzenhofferにいわせると催眠には、古典催眠、セミ古典/科学的催眠、エリクソン催眠(現代催眠)がある。
日本の術者が、ほとんど古臭い古典催眠の域。ビジネス向け改悪でしかないNLP野郎が、恐れ多くも、エリクソン催眠を自称している始末。
しかしこれは、ほんとのエリクソン催眠を本だけで学べる奇特な一冊。
もう少しお金がある人は、ビデオ『エリクソン催眠・心理療法トレ−ニング・プログラム/初級 全3巻』,1997,亀田ブックサービスを(決して安くはないが、催眠業者の馬鹿だかいDVDやらを考えると、この値段は破格!)。
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