浅川さんの処女作「わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。―銀座ホステスの華麗なる資産形成術」に比べると、少し軽めな作品。買って喫茶店で一気に読み切りました。最初の方は株の話で後半は男と人生に関してでしょうか。周囲に蔓延る、被害者意識と「客は神様」と思っている旧タイプなままの人には読んでほしい。それと20代30代独身女性で将来のビジョンが描けていない方にもおすすめ。
ただ私は浅川さんにはこういう本よりも、処女作に続いて、投資にフォーカスした関する本をガンガン書いてほしい。そこらの難しい言葉を羅列して決して自分はポジションを取っていないアナリストなんかよりもずっと分かり易く、経験と実感に基づく非常に分かり易い語り口調で、私を投資の世界に導いてくれたのだから。
フジサンケイビジネスアイも、Futuresの連載も読んでます。
ベゼル部分の傷について書いてる人がいらっしゃいますがシールを剥してないんじゃないでしょうか。
かなりピッタリと貼ってあるので気付きにくいけど、ベゼル部分にもシールが貼ってあります。
かくゆう自分も最初は「すげー傷がついてる。」と焦りましたがシールを剥せばピカピカでした。
おそらく素材はステンレスでしょうから、ちょっとやそっとじゃ傷は付かないはずです。
機能については文句ありませんね。
5000円でほぼプロトレック並みの機能が装備されてるんですから十分です。
唯一気になるのは防水機能くらいでしょうか。
「WATER RESISTANT」となっているので一般防水仕様ですね。
一般的に「WATER RESISTANT」は3気圧防水相当と言われてますから雨に濡れたくらいで壊れることはないでしょうが
5気圧防水くらいあれば完璧でしたね。
蝶々さんの本の中では読める部類に入ると思います。
ただ伊東先生が「蝶々さんだから出来ることですね」と注釈することが
多く、言ってみればその一言で全て片付いてしまう。蝶々さんは先天的
に男なつっこい性格だったので実践できたことばかりで、後天的に蝶々さん
になるのは難しいと思わされた一冊です。役に立ちそうなのは「色々なところへ
積極的に足を運ばなきゃ!」くらい。セオリーと位置付けてしまうのは少々危険
ではないかと感じました。ホステスが売上を伸ばすために男に気に入られる
方法としてはいいのですが、実生活で実行するには「痛い女」と勘違いされそうです。
「合コンで結ばれたカップルっている?」など、蝶々さんの世間知らずぶりが
発揮されています…。「たくさんいますよ。普通の人は合コンでもいいから
足を運ばなきゃ!」と伊東先生がフォローしてくるので読みやすいです。
蝶々さんの前向きさ・明るさを伊東先生が抜粋して分析する感じですね。悪くはなかったです。
懐かしさに誘われて買いました。裕ちゃんが逝去されてもうそんなに時間が経ったのですね。プルーストは午後のお茶とマドレーヌの匂いに過去を手繰るように思い出しますが、このCDを聞いていると1960年代から70年代の彼が溌剌としていた頃のいろいろな事共が眼に浮かんできます。戦後すぐではないものの世の中はまだまだ貧しくて、舗装のされていない田舎道を国産の故障の多い車ががたぴしと走っている頃でした。幼かった私には裕ちゃんは輝いて見え、彼の歌はとびっきり甘くきこえたものです。かっこよい容姿にはにかんだ笑顔が育ちのよさをしのばせた所為もあったでしょう。
でも、大人になってみると、彼のエコーの効いた歌は快いけれど素人っぽいし、随分な観客数を動員した彼の映画もかっこよかったけれど、演劇学校で基礎を固めた演技とは程遠かった。晩年の裕ちゃんは少しメタボでおっさんだったし...
何故彼の歌が人を惹きつけたのか、と考えると、やはり人は時代の中で生きるしかないからだと思います。あの頃は皆がむしゃらに働き生きる事に必死で、週休2日制なんて聞いたこともなかった。その時代の沢山の人々にとって、オペラは固すぎ、演歌は重すぎ、英語のポップスは感情移入するには遠すぎて、かといってカレッジフォークは自己陶酔がすぎたと思う。
そんな心の隙間に身構えなくて聞ける裕ちゃんの歌は甘く切なくて、だからあの頃「シビレル」なんて表現が流行ったのかも知れません。裕ちゃんはあの時代を代表する憧れのシンボルでした。
この曲は発売当時から知っていた。 聞いたけど、いい曲なんでしょー。程度だった。
ある日、恋に破れ、強く生きようと決めた。 気分転換にジムに通うことにした。
すると、ジムでふとラジオが耳についた。 それは、他の人達の楽しい恋の話題の特集で、前の恋を振り切りたい自分にとっては正直聞きたくなく、嫌だな〜、と思って、耳に入らないようにするために腹筋を始めると、リクエストされたのか、この曲がかかり始めた。 歌詞は2番からだった。
聞きたいわけじゃ無かったのに、耳に入ってくる。 いつの間にか、腹筋をしながら、涙が出ていた。
まるで、自分のことを言われているようで、それでいて励まされている気持ちになった。
音楽との運命的な出会い。 この曲とこの思いはずっと忘れない。
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