ガンの治療薬が変異したウィルスにより人類のほとんどが死滅し、生き残った人類も吸血鬼のような凶暴なモンスターに変身してしまった近未来。その中で免疫を持ち生き残った科学者が吸血鬼と闘いながら治療薬を研究する。この映画は劇場で見たときラストが何か物足りない気がした。前半、吸血鬼のリーダー格が仲間を主人公に実験用として捕獲された時に明らかに怒りをあらわにしていたり、主人公の科学者が今まで知能や感情のない存在としてとらえていた吸血鬼達が主人公に対し怒ったり、計画的に襲撃してきたり、単なるモンスターではないことに気づいていく伏線があったのにエンディングではそれらの伏線がまったく回収されず終わってしまった。また劇場公開時に流れていたCMに主人公のすぐ横で吸血鬼がうなっているシーンが流れていたが、実際にそのようなシーンは本編でなかった。どうやら調べてみると公開直前にエンディングが撮りなおしされていたようだ。そして特別版のほうには本来のエンディングがおさめられている。このエンディングはきっと前半の伏線が回収されているはずであり、より深みのあるエンディングになっているはずだ。原作や最初の映画化作品に共通する「価値観の逆転」がきっとえがかれているのであろう。
期待せずに見てみたら、ツッコミ所は数有れどそんな悪くなかった。 前半のウィル・スミスは、犬とCGとマネキン(笑)を相手に良い演技をしていたと思います。 後半、特にエンディングはう〜んて感じ。 ウィル・スミスは魅力的だけどね〜。
娘が黒目豆豆団のファンなのでプレゼントしたのだけどあまり気にいってないみたい。 ぼくも お勉強のつもりで聴いたけど、アメリカの音楽もレベルがさがったねぇ! これが最高峰?うそでしょ?こんなのKORGやRolandのシンセでだけで誰でも作れるぜ! こんなの聴かずに全盛期のスティービー・ワンダーやスライ・ストーンを聴けよ!
吸血鬼というゴシック時代の遺物を科学的解釈でもって現代的にソフィスティケイトした傑作SF。 昨今興隆を見せる「バイオハザード」や「28日後…」、その亜流たちの元ネタは、突き詰めればこの作品に行き着くだろう。 吸血鬼菌に冒され、世界はゾンビたちに支配された。たったひとり正常な人間として生き残ったネヴィルのサヴァイヴァル生活がリアルにドラマチックに描かれる。 吸血鬼と化した女たちが肌をさらけ出して主人公を誘い出そうとしたり、主人公がその姿に肉欲を感じたり、といった描写が幾度となく頻出しますが、その辺りが非常にリアル。 極限状態に置かれてもなお本能的な飢えというサガからは逃れられない、というより極限だからこそそういった本能が昂ぶるのかも。 それに限らず、非常に想像力豊かに人類最後の男の苦悩を描出しています。さすが巨匠。 何度もあきらめそうになりながらも、それでも生き残ろうとする姿、また生き残るだけでなく人間として建設的に生き続けようとする主人公の姿には、学ぶべき部分や励まされる部分も多いです。感動的。 映画化に当たっては、アクション的な部分やホラー的味わいをメインに据えているのですが、本作、ただそういう見た目の派手さだけでなく、内面の葛藤の描写が見事なたしかな名作。 ぜひとも完全版ともいうべき小説という媒体を手にとってほしいところです。
娘が黒目豆豆団のファンなのでプレゼントしたのだけどあまり気にいってないみたい。 ぼくも お勉強のつもりで聴いたけど、アメリカの音楽もレベルがさがったねぇ! これが最高峰?うそでしょ?こんなのKORGやRolandのシンセでだけで誰でも作れるぜ! こんなの聴かずに全盛期のスティービー・ワンダーやスライ・ストーンを聴けよ!
|