前半の感じと、後半の怖さのギャップゎ面白かった。大竹しのぶ怖かったし! ただ、セリフの聞き取りづらさ・恐怖シーンの見づらさゎ微妙…… もすこし明るくしてもいいような。 終わったころにくるラストの追い込みゎ個人的に素晴らしく怖かった!
緋色シリーズはやった事があるのと無いのと、半々くらいですが、世界観にもシナリオにも重みがある、でも美しいストーリーだと思いました。 ほのぼのした感じはあまりなく、最初からずっとシリアスな展開が続きますが、世界観やキャラたちが背負う色々な背景に、ぐっと惹かれました。 それぞれの立場や関係性、背負う過去が細かに結びついて、重みのあるストーリー展開を繰り広げます。 誰かを攻略中の場合も、そこに絡んでくる他キャラの内心や、新たな一面を知り、胸を突かれました。 そして、他の皆様もおっしゃる通り、空疎様が…! もう切なくて切なくて…何度涙したことか。何度、目元を拭いながらプレイしたことか!! 切なくも優しく美しい…そして強さを感じる作品でした。 オススメです! 購入検討中の方は、特典も視野に入れてみても良いかもですね。 私は店舗特典で小冊子付のものを手にしましたが、そこでの幻灯火様が面白くって。そんな幻灯火様を止める空疎様もまた可愛くって。 まだプレイ中で、全キャラ攻略は終わってませんが、私的に内容・特典、共に満足のいくものでした。
とても丁寧に作られた綺麗な画集です。でも、30年間の集大成という内容ではなかったです。
デビュー以降の全作品が年代別に紹介されていますが、1980年代に描かれたサードガールの絵が一枚もありません。代わりに2006年の完全版コミックスの表紙絵が掲載されています。これにはがっかりしました。連載から20年後に描かれたものなので登場人物の絵柄が別人です。メディックスも2000年代のコミックスの絵のみです。全体に2000年以降の絵が多いです。ファンは当時の絵を見てその時代を懐かしく思い出したいと考えているのに、何故こういう選択になったのでしょうか?
西村さんの作品は、複数の人物が絡んでいる絵が魅力的です。背景や人物の動きから、その場のストーリーが浮かび上がってくるからです。しかし、今回は一人の女性のアップの絵が多いです。しかもカメラに向かってポーズを撮るようなアングルなので、オシャレなブティックに並ぶマネキンを見ている様な気がしました。
最近の西村さんの絵が好きな方にはお勧めですが、古くからのファンには期待はずれな中身だと思います。ずっと楽しみにしていただけに残念。
食・旅・畑が今の著者のブームなんでしょうね ラブはそっちのけで女友達でワイワイと楽しく描かれてます
1・2巻での男性ハンターな所がなくなってまるーーーーーくゆるーーーくなった感じ マキちゃんのに云ったってはシュッっと描かれおりすっかりサブキャラになってました。先生!マキちゃんの愛が薄いよ!!(泣)
西村先生の作品が好き故にちょっと辛口にレヴューになりました
このテレビドラマは、大宅壮一『日本のいちばん長い日』をもとに、1980年にTBSで放映されたものである。 内容は映画『日本のいちばん長い日』と類似しているが、複数の女優がでてくるところにちがいがある。 1980年以降の女子供が泣きわめく日本の戦争映画の類型だろう。 わたしはDVD『日本のいちばん長い日』のレビューでも、この作品は駄作とコメントした。
あらためてみなおしたが、女優がでてくるたびに緊張感がとぎれてしまう。 冬の撮影のせいか、真夏の暑苦しさが感じられず、『日本のいちばん長い日』にくらべると、かなり見劣りがする。
ただ、女優の場面を無視して、この作品をみるとおもしろいことに気づく。 『日本のいちばん長い日』が、とにかく徹底抗戦あるのみ、という狂信的な態度を強調しているのに対し、 『歴史の涙』は、国体護持が明確にならないまま戦争をやめるべきではない、という考えを強調している。
それが椎崎中佐と畑中少佐の描き方にもでている。 映画では、椎崎中佐が主導だが、ドラマでは畑中少佐のあとをついていく感じになっている。 畑中少佐は、映画では狂信的な青年将校だが、ドラマでは理知的でおとなしい人物として描かれている。
畑中少佐が漢文の台詞で、天皇に対する忠義を説く場面がいくつかあり印象的である。 畑中少佐は映画のような人物ではなかったといわれているので、このドラマの方が実際にちかいかもしれない。
いまのTBSでは考えられない脚本なので、DVD化はどうなのだろう。 宮城事件に関心のある方は、いまのうちにVHSの中古を入手されたほうがよいかもしれない。
余談だが、映画でもドラマでも、省部の陸軍将校の真夏の軍装の考証は、これで正しいのかという疑問が以前からある。 なお、登録情報に「田中良子」とあるのは「中野良子」の誤りである。
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