柳さんの本にしてみればちょっと内容が明るい感じの本かもしれません。女の人が晴れの舞台にする化粧が、日常化されていることから始まった本なのかなあ。私は化粧を主人公の女の人のようにしない方なので、主人公の生き方に興味を持てました。 この本を読んでお化粧をするようにはならなかったけれど、化粧する事で生き方が変わっていく・・・。 ラストシーンが印象的だったけれど、主人公がこれから先どう生きていくのか想像をかき立てられる本でした。そして私もどう生きて行けばいいのか考えさせられました。
海外赴任が決まった飲み仲間の部長へのサプライズプレゼントとして、本商品を選びました。 部長に内緒でみんなの声を入れプレゼントしたところ・・・・・感涙でした。
ご家族と離れて一人での赴任で寂しいと思いますが、毎日むさ苦しい(笑)野郎共の声で清々しい(?)朝を迎えてほしいと思います。
1930年代を舞台にした、若旦那と娼婦の悲恋と、53年後に黄泉の世界から彼を捜すためによみがえった娼婦の幽霊の物語が、二重構造になっています。心中したのに、黄泉の国でまっていても若旦那が降りてこないので、よみがえって、新聞社に尋ね人の広告を出しに来た幽霊と新聞社に勤める若い夫婦が、若旦那探しに協力するのです。若旦那がレスリーで、娼婦がアニア・ムイ。色とりどりのチャイナ・ドレスに身を包んだ娼婦たち、中庭のある娼婦館のインテリア、赤い色彩、阿片を吸う人物たちのトローンとした瞳。30年代の世界は、総てが美しく、退廃的です。時を越えた娼婦の真実の愛を描こうとしたのだと思いますが、いかんせん、現代の香港の話がチープな感じがしてしまう。これが、チェン・カイコーあたりの文芸映画なら、30年代の部分だけで、映画を成立させていたと思うのですが、そこがB級テイスト溢れる香港映画!よけいなことをやってしまうというか・・・そういう香港らしさは、嫌いではないのですが。現代によみがえったアニタ・ムイの立ち振る舞いが、一人だけ、しなを作っていて、歩き方や振り返り方まで、いるだけで「あの人、ちょっと違う」って思わせてくれます。すごく色っぽい。レスリーの若旦那は、もうこれぞレスリーって感じ。パオを着て、オールバックにした、「ハンサムモード」で、まだレスリー自身も若かったところが、世間知らず、親には逆らえない、でも、ドツボにはまった恋は我慢できない・・・っていう若旦那にぴったりです。それにしても、2003年は、レスリーと彼を哥哥と呼ぶアニタが亡くなってしまい、「兄妹」共演としてみると、とてもさびしい気持ちになりますね。
しっかり足首をホールドしてくれるし、クッション性もあるので、とても履きやすいです。 作りもしっかりしていて、高級感があります。 長時間の外出でも、安定感ありました。 ただ、履き始めは革が馴染まない為(しかりした革なので。。)、くるぶしの下と、ファスナー当たりが靴擦れしました。 なので、☆一つマイナスです。 それでも、とてもお安く買えて、大満足のお品物です♪
なかなか鋭い現代社会への批判となっていてとっても面白かったです。
性に冷淡な妻を調教してもらうべく、ある組織に委ね、毎日その組織から送られてくる映像に日々驚愕と怒りと恐れを感じる若き優秀な医者である夫は、女に目覚めた妻に対して、自分の性の稚拙さを思い知らされるのです。
自分以外の男性たちに、あれほど喜びを感じ、目覚めていく妻を許せないとともに、その反面、強烈なコンプレックスを抱き、自分自身の性愛の技術に不安となり、肉体的にも役にたたない夫。男と女の違いが是ほどまでに見事に描かれるとスッキリしますね。
この本を読んで、女性達は、まさにそのとおりなのよと叫ぶ人が多いのではないかと思います。(笑)性について、女の底知れなさに比べたら男は弱いものであり、だからこそ男性優位の社会構造を作ることに躍起になり、科学的分析、論理的思考を駆使し、女に代表される自然的、感覚的な面を押さえ込んできたんでしょうね。渡辺さんもおっしゃる通り、もう一方的な男性による自己中心の性の時代は終わり、いかに女性達を悦ばせ満足させるかによって男性たちが女性たちに選ばれるような時代であるということなんですね。最後に妻から届いた手紙がまた非常に面白かったです。女から見たら当たり前の感覚なのですが、夫はその手紙を読み、なんと鋭く明晰なのかと驚くのですね。その感覚のギャップに、思わず感心してしまいました。まあ、とにかくお読みくださいね。男性も女性も必読の本だと思います。(笑)
|