マンモスの牙、サーベルタイガーの目と色、モグラのメガネ、死神のホーヤホヤホヤホー。
面白いですね。
何でも始まりはいいものです。 「やつらの足音」は地球誕生から人間が出現するまでの悠久の歴史をつむいだ超大作。 スケールは音楽史上最も大きなもののひとつでしょう。 星ができて、 原始生命が誕生し、 マンモスに毛がはえ、 やがて、やつらの足音が聞こえてくる・・・。 妙に穏やかな気分にさせてくれる曲です。
子供の頃観てたなぁとか、これ覚えてるとか、そうそうそうとか、マンモスの肉食いてーなぁとか、癒されます。 一話が短くて観やすいし、絵が可愛いです。
天才だと思います。スタジオジブリ作品や大河ドラマ、映画などの多くの作品の音楽の世界を聴いてみてください。
著者の園山俊二さんは、1993年に亡くなられましたが、生前は福地泡介、東海林さだお と並んで早大漫研三羽烏と称されました。プロ・デヴューは、がんばれゴンベ、1976年にギャートルズで文藝春秋漫画賞を受賞しています。 代表作は、ギャートルズ(漫画サンデー)、さすらいのギャンブラー(ビッグコミック)、花の係長(週刊ポスト)ペエスケ(朝日新聞 夕刊) 等で私達の世代には馴染み深い作品ばかりで、また、比較的長期連載の作品が多いようです。 ギャートルズは、1965年〜1975年まで漫画サンデーに連載され、本書 肉の巻は、3巻のうちの第1巻で全400エピソードの中から食欲、食べ物に関したエピソードが24(1967年7/12〜1974年5/18)集められています。 内容は紹介する必要もないとは思いますが、架空の原始時代の物語で、ほのぼのとしたペーソスに満ち溢れ、作者の創作したユーモラスに充ちた擬音、擬人化が非常に面白い効果を挙げています。また、過去アニメ化もされています。 最後に、造本というか装丁が非常に変わっています。奥付を見ますとブック・デザイナーの祖父江慎さんが担当しています。成程なと得心したしだいです!!
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