このアルバムは北野武監督の映画「あの夏,いちばん静かな海」から
ベネチア映画祭金獅子賞を受賞した「HANABI」まで、
これまで音楽監督として久石譲さんが手掛けたこれまでの作品を
まとめたベスト版です。
トヨタカローラシリーズのCMでおなじみになった映画菊次郎の夏の
テーマ曲である「Summer♪」、またこの一枚から久石さんの音楽の幅の広さを
感じさせてくれる、今回のこの作品においてもピアノのソロの曲もあれば
ピアノとチェロのデュエット、また小編成のストリングスからフルオーケストラまで、
されに一転して映画キッズリターンではハードなギターと打込みサウンドをフューチャーした曲も
あれば、サンプリングに少し手を加えたシンプルでクールな曲もある。
そして映画BROTHERの曲ではビートの利いたクラブテイストのサウンドまで
ホントに1人の人のアレンジと思えないほど幅広さに驚かされる。
この本は幼い頃に病気で父を亡くした、3兄弟と母親の物語。
長男・達也は、真面目な性格で少し頑固だけど桜井家の大黒柱です。次男・陸は、毎日合コンばっかり行っていて女好き。しかし、必死な兄を見て変わります。三男・純平は、家事もちゃんとするいい子。末っ子なので甘く見られているのが私的にかわいそうです。
いつもいつも喧嘩ばっかりしている3兄弟だけど、どことなく愛が詰まっていて、感動してしまいます。やる時はちゃんとやる!!兄弟愛。そして、家族愛がたっぷりです。家族の大切さ、本当の愛しさがあなたにはわかりますか?
スムースかつテンポのある展開がGOOD。 1曲目のMontara~Montara the roots remixへのつなぎは 思わずにやりとしてしまった。 所々に出てくる”ネタ”にもやられるはず。往年のHIPHOPリスナーにとって いきなり出てくる13曲目でガッツポーズではないだろうか。 聞いていて、飽きなく、楽しく、ネタの勉強にもなってしまう 1枚で何通りも”遊べる”超良質盤。
全体としては女性ものが多い1枚で、ファンタジー系や哀愁系好きにはたまらないでしょう。特に、2曲目はサイコーですよ。
北野映画では一番好きな映画。あのメロディを耳にすると映画の冒頭シーンのだだっ広いLAの道路が浮かび上がってくる。大東亜戦争を彷彿させる脚本内容も最高。って映画の話はおいといて、音楽も最高だし、映画としても最高。ニヒルなやくざの生き様、日本が連合軍に負けたって事実を掛けているために落ちが読めてる皮肉な結末。そんな雰囲気を味わいたい人にはお勧めです。
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