夜長のお供
お勉強になります
それぞれの映画話も最高だが、 特にフォロワーについて語った終章が◎。
やや冗長な感もありますけれど、ヒチコック映画、技法の集大成。伏線の張り方も見事。まさに映画の教科書。ヒチコックの最高傑作ではないかもしれませんけれど、最も華麗な作品でしょう。「三十九夜」、「海外特派員」、「逃走迷路」という系統の作品で、特に「三十九夜」の準リメイクとでもいうべき作品。息子を偏愛する母親のイメージ、巻き込まれ、犯罪、ユーモアとサスペンス、嫉妬とロマンス、ブロンド美人、ヒッチ先生お得意のテーマてんこ盛りであり、とにかく面白い。
この名作を、このようなすばらしい画質・音質で自宅で鑑賞できることの幸せ。 色彩もすばらしい。 自宅では100インチのスクリーンにプロジェクターで投影しておりますが、とてもフィルムっぽい、映画っぽい仕上がりでした。 また、宝物が一つ増えた気分です。
「裏窓」のグレース・ケリーを例に挙げても良いが、女優を生かす術に長けているという点で、ヒチコックは特筆されるべき監督である。 本作品のエヴァ・マリー・セイントもそうした一人といえるが、就中この映画の列車内のエヴァとケーリー・グラントの会話の味わいは格別である。
やや冗長な感もありますけれど、ヒチコック映画、技法の集大成。伏線の張り方も見事。まさに映画の教科書。ヒチコックの最高傑作ではないかもしれませんけれど、最も華麗な作品でしょう。「三十九夜」、「海外特派員」、「逃走迷路」という系統の作品で、特に「三十九夜」の準リメイクとでもいうべき作品。息子を偏愛する母親のイメージ、巻き込まれ、犯罪、ユーモアとサスペンス、嫉妬とロマンス、ブロンド美人、ヒッチ先生お得意のテーマてんこ盛りであり、とにかく面白い。
|