人気漫画化の初小説。 「道士郎でござる」が大好きなので読んでみたが、コメディじゃなく、なんとサバイバル青春小説! 登場人物達は、西森漫画でのキャラそのままなので、ファンなら違和感なく読める。 シリアスなので驚いたが、“らしさ”は伝わった。 ただ、文章はやはり巧いとはいえないかな… 今度また挑戦するなら、笑えてスカッとするやつを書いてほしい。
最終巻。大ファンの私の評価としては、5つ星。仮に100点満点のうち90点以上が5つ星だとして、本書は95点でした。トータルとして大満足なのですが、100点や120点(満点超えていますが)にならない理由があります。
理由1。これまでの登場人物の活躍が薄いこと。ルー子や品川を始めとして、もっと活躍して欲しかったという思いは残ります。 理由2。貧乏になったことによる真道の成長が、あまり見られなかったこと。夏野もそうかもしれない。 理由3。逆境ライフストーリとして始まった割には、終盤には逆境らしさがなくなってしまったこと。また、もう少し真道の成り上がり具合を見たかった。
遠霧編は、あくまで1つの章にしてほしかった。物語すべてを締めくくるには、ちょっと無理があったかなと思います。真道の父母や、佳賀巌(朝涼や夏野の父)にもご登場願いたかったな。御前崎家再興までは極端すぎるにしても、せめて高校卒業くらいまでは見たかった。
とはいえ、さすがのストーリーテラー西森さんだけあって、話はすごく上手にまとめられている。最後のまとめ上げ方だって、意図していたのか打ち切りなのかは知らないが、盛り上がりもあり、感動もあり、素晴らしいものだったと思う。全巻通してとても面白かった。真道の計算された行動、遠霧編の濃密な内容、朝涼や蘭子やルー子などの可愛らしさ、真道の意外と変なことこ、夏野の愛すべきキャラクター。まだまだ読みたかった。
ちなみに、天使な小生意気のワイド版には、単行本未収録の“その後”の2話が掲載されている(天使な小生意気 〔ワイド版〕10 (少年サンデーコミックススペシャル))。今回のこの話も、ぜひどこかで“その後”の話を聞かせて欲しい。また読めることを願って、★5つ。
|
|
|
★人気動画★
堕天使の旅 no.1 はじまりの森
マッハGoGoGo (Mach Go!Go!Go! ) スピード・レーサー(SpeedRacer) Ver
文化放送 なかにし礼さん 2013年2月18日 (抜粋)
PS 星界の紋章 オープニング
アイリーン・キャラ フラッシュダンスホワット・ア・フィーリング
東方妖々夢 Normal 解説 Part2
Oscar Peterson solo
Marvin Gaye / What_s Going On_What_s/ マーヴィン・ゲイ
|
|