3番目のGoing Homeのみがよい。ありがちなホラーで始まりながら、とても深い、胸の震えるような夫婦の愛情を描写。見終わって何年か経ってからもずっと心に残っていた。欧米人にはこんな情愛もホラーも描けまいと思う。
勿論、最初から最後まできっちりと観た。 始めの30分とラスト15分で、全体は、ほぼ完璧に把握できてしまう作品だったことが判った。 アトランダムにかき集められた9人。「なぜこのメンバーなのか?」それはどうでも良いこと。 サバイバルが始まった。「どうやって誰が残るのだ?」それもどうでも良いこと。 「一人残った者、最後はどうなるのだ?」この作品の中で、一番興味を持たされた事柄だった。 今までびくともしなかった扉が、一枚、そして一枚と開く・・・。 そして観たもの・・・、ほんの一瞬で理解できたラスト。 感激には程遠かった。 デニス・ホッパーの顔がパッケージに載っていなかったら、おそらく手には取らなかった作品。
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