1993年にハートフォードで行われたキャロル・キングのコンサートの模様を収めた作品です。エディターレビューに詳しい収録曲が紹介されていますが、「君のともだち (You've got a friend」や「空が落ちてくる (I feel the earth move)」、Natural woman など彼女の代表的な楽曲が披露されます。この作品で初めて「動くキャロル・キング」を見たのですが、見る者を自身の世界に引き込むようなパフォーマンスをするアーティストだと思います。余談ですが、上記3曲を含む彼女のアルバム「つづれおり」をまだ聴いていない方は、是非このCDも聴いてください。珠玉の作品と呼ぶにふさわしい名作です。
2004〜2006年にかけて全米とオーストラリア・ニュージーランドで行われたリビングルームツアーのライブCD。ビルボードの#17に輝いた2005年7月発売の音楽CDの増補版。 内容は、コンサート映像と、特別編からなる。 特記すべき曲はポール・ウィリアムスとの共作のSay Goodbye Today。この曲をキングは情感たっぷりと歌い上げる。なお、2月に発売されたNew Music From An Old Friendにもこの曲は収録されている。 キングの音楽をCDのみしか知らないファンには、彼女の生き生きとした動きと歌声を楽しむまたとないチャンスになるであろう。キングの魅力には歌の合間のおしゃべりもあげられる。曲の紹介のみならず、昨年亡くなったジーン・ピットニーの物真似を含む彼女のおしゃべりはあくまで楽しくユーモアにあふれる。あるときはピアノをあるときはギターを操り、舞台上を踊りまわる姿を見て、この人が若き時代に舞台恐怖症だったとは誰も想像もできないであろう。
特別編には、宣伝用映像も含まれる。リラックスした表情で語るキングに共演のルディ・ゲスとゲーリー・バーのインタビューも加わる。 The Rehearsalsは、キングの公式HPで公開されていたリハーサル風景のクリップで、文字通り素顔のキングを見ることができる。 Songwriting 101は、舞台上で即席に曲作りの現場を見せてくれるというもの。三人で詩とメロディを少しずつ載せていって見事に完成させる。職業作曲家のすごさを見せ付けてくれる。もっとこの詳細がわかるようなクリップであったらよかったと思う。
CDを聴いているだけでは物足りなさを感じる人は、 ぜひピアノで楽しんでみて欲しいです。12曲入り。 決して色あせない不思議な魅力と懐かしさを同時に 味わえます。ピアノ譜としては中級よりは易しいと 思います。ピアノのアレンジが原曲そのままの感じで とても自然でよいです♪
購入しておいて、そのままになっていたので、先週から読み始めたが、少し期待が大きかったのかもしれない。自分も含めた、60年代ポップス・ファンにとって、キャロル・キングは神様のような存在だが、天才的なソング・ライティングがそのまま自伝の内容とはならないということがよくわかった。ファンがこの本に期待していた、曲作りの裏側についてはさほど新しい事実はなく、 音楽的な部分は薄味のように感じた。つまり、この本は、ミュージシャン、キャロル・キングの自伝というよりは、ナチュラル・ウーマン、キャロル・キングの自伝なのだということ。そう思って読むと、四度の離婚についての記述は、興味深く読めることも事実だ。 しかし。自伝というのは、人それぞれだが、ミュージシャンの伝記も、またずいぶん音楽と印象が違う、全く、別の産物なのですね。
Amazonの商品説明には記載されていませんが、Blu-specCD2でした。 1999年のリマスター音源です。 高音質CDで良かったです。
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